スパイスを使ったオリジナルスパイス、オーダーメイドスパイス、スパイスクッキングの専門店です。

オニオン

これらのキーワードがハイライトされています:オニオンパウダー

更新日 2013.09.04a:6878 t:1 y:4

BASEショップ

オニオンフレイク/ドライオニオンフレイク【450円/30g
👇お買い求めはクリック
https://bonga.thebase.in/items/9480298
オニオンパウダー530円/50g
👇お買い求めはクリック
https://bonga.thebase.in/items/9457828

古代エジプトからのスパイス「オニオン」「玉ねぎ」

【英語】オニオン(Onion)
【日本】タマネギ(玉葱)
【学名】Allium capa L.

知識

玉ねぎ

ユリ科の二年生草本で原産地は西アジア、
中央アジア。
おもな産地はアメリカ、日本、エジプト、
イスラエル、ハンガリー、ブルガリアなど。

オニオンガーリックとともに最も古くから
栽培されていた植物で、エジプト、インド、
中国などでは有史以前から栽培されていた。

玉ねぎは根ではなく、茎の根元が膨らんで大きく
なった鱗茎と呼ばれるもので、厳密にいえば葉である。
らっきょう、ニンニクも同じ。

世界には100種以上の栽培品種があり、
現在も品種改良で次々と新種が作られている。
オニオンを大きく分けると甘オニオンと辛オニオンがあり、甘オニオンはスペイン、イタリアなどの南ヨーロッパで栽培され、辛オニオンは東欧やアメリカで主に栽培されており、日本で一般に栽培されているのもこの種類である。

よく使われる品種は通常の玉ねぎのほか、春先に出回る辛みが弱い新玉ねぎや密植させて小型化した小玉ねぎでペコロスと呼ばれるものや、赤玉ねぎの中でも最も食感が良い湘南レッドと呼ばれる品種がある。

料理

オニオンスープ

生をスライスしてサラダにしたり、すりおろして
サラダドレッシングとして使用。
血液サラサラ効果があります。

オニオンの香味成分中のイオウ化合物は肉類の
アミノ酸と反応し、独特の風味と肉の生臭さを消す作用があるので、肉と一緒に炒めたり、
煮込んだりするとよい。

生を十分加熱すると強い甘味がでるので、砂糖の使用量を減らすことができる。
油を加えて茶色になるまで炒めた物をソティオニオンといい、
グラタンやカレー、スープ、ハンバーグなどに加える。
ソティオニオンは多めに作っておき、小分けにしてラップで密封し、冷凍保存しておくと便利である。

画像の説明
  • ソティオニオン☚クリック
    カレーのベースになる炒めた玉ねぎ

玉ねぎを乾燥させたものにドライオニオンがある。
甘みが強く、そのまま料理に振りかけたり、パンに練りこんだり、スープに入れて使う。
また10分ほど水につけると生の玉ねぎに戻る。
油を熱したフライパンに中火で5分ほど炒めるとあめ色のフライドオニオンになる。

オニオンの乾燥した粉末に、塩やペッパーと混ぜ合わせたものをオニオンソルトといい、テーブルスパイスとして利用する。

注意 ペットや動物の一部には玉ねぎ中毒を起こすものがあり、注意が必要です。
              ☝クリク

薬理   *気になったら  クリック

  
画像の説明
成分で最も多いのは糖質で、そのほか硫化アリル
含まれる。

硫化アリルはビタミンB1の吸収を助けて新陳代謝を
活発にし、コレステロールの代謝を促し、
血液をサラサラにする。

動脈硬化高血圧糖尿病脳血栓の予防となる。
なお硫化アリルは加熱すると糖度の高い
プロピルメルカプタンに変化するので、生食が効果がある。

プロピルメルカプタンは胃の粘膜を保護し、胃内の血流を増し、胃炎胃潰瘍の改善を促す。

ヨーロッパでは民間薬として消化促進催淫月経促進利尿催眠
けいれんのほか挫傷などの外用薬として利用された。

また和漢薬としては腫瘍浮腫などに使われている。

玉ねぎの褐色の外皮にはポリフェノールの一種のケルセチン(クェルセチン)が含まれている。ケルセチンには抗酸化作用や抗炎症作用があり、動脈硬化予防毛細血管増強花粉症抑制などの効能があるとされる。
健康食品として玉ねぎの皮の粉末も販売されている。
そのほか玉ねぎの外皮は天然の染料としても知られている。

栽培

広範囲の気候条件下で栽培され、耐寒性もある。
比較的冷涼で、湿度が高く、有機物に富んだ弱アルカリ性のローム質土壌が最も適している。
酸性土壌には石灰を散布して栽培するとよい。
日本では秋に種子を蒔き、小苗を定植し、翌年の梅雨前に収穫し、乾燥させる。

エピソード

オニオンパウダー

古代エジプトではオニオンガーリックとともに
祭壇に供えられていたことが古い記録に残っている。

また紀元前3200~2780のエジプト王朝では食用に
されていたことが、その時代の墓の壁画に
記録されている。

世界中に広がったのは16世紀にコロンブスによって
新大陸に持ち込まれたのがきっかけで、日本へは
野菜として明治に入ってから渡来した。

powered by Quick Homepage Maker 4.53
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional