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タンポポ

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更新日2014.3.25a:4592 t:2 y:1

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タンポポ

【英名】ダンデリオン(Dandelion)
【和名】たんぽぽ(蒲公英)
【学名】Taraxacum officinale Weber

画像の説明

ヨーロッパを原産地とするキク科の多年生草本で、若葉や花、根をスパイスとして利用します。
繁殖力が強く、世界中に自生、分布しています。

日本には在来種と外来種の西洋タンポポ、その交雑種とがある。

飲食への利用の他、茎には乳液にはゴムが含まれ、ブリジストンでは天然ゴムの取り出しの実用化を目指しています。

花言葉は「真心の愛」「思わせぶり」。

料理

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若葉は柔らかで、香りや苦味も少なくサラダとして生食します。またゆでておひたしや和え物、天ぷらとしても調理されます。

葉を乾燥させ、ハト麦茶などとブレンドしてタンポポ茶として飲用されます。

花はリキュールの香りづけや色付けとしてタンポポワイン(アメリカ)に利用されます。

根はノンカフェインのコーヒーの代用品として知られています。

薬理

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性ホルモンのバランスや分泌促進作用により母乳の質や出を良くしたり、生理不順や不妊治療の改善に効能があると言われています。

イソクエルシトリンによる強い利尿作用でむくみ(浮腫)の改善や血液の浄化作用で腎臓の機能を強化し、胃もたれ、食欲不振、消化不良の改善や冷え性、便秘に効能があります。

葉にはホコウエイ根エキスが含まれており、C型肺炎ウイルスを抑制する作用があります。

また最近のツムラ・ライフサイエンスの研究では発毛や育毛の効能があることがわかってきています。

栽培

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綿毛を採取して、プランターや庭に植えます。15~20℃の温度と水があれば発芽します。根を傷つけると枯れてしまうので、植え替えや移植はうまくいかないでしょう。
水をしっかりやれば肥料がなくても育ちます。
日当たりを好みますが、直射日光に弱いので、半日陰で育てるとよいでしょう。
葉を食用にするには、段ボールなどで遮蔽して生育させると、柔らかい葉になります。

エピソード

英語のダンデリオンは葉の形状がライオンの歯を連想させるので、ライオンの歯という意味のフランス語(Dent de lion)を語源とします。

また日本では江戸時代にはツヅミグサ(鼓草)と呼ばれており、鼓を意味する幼児語が転じてタンポポと呼ばれるようになりました。

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