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フェヌグリーク

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更新日2023.02.05a:7621 t:3 y:2

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フェヌグリーク

【英名】Fenugreek
【仏名】Fenugrec
【中国名】粉廬巴、霊香草、霊凌香
【和名】コロハ、キハチス、南蛮大根
【学名】Trigonella foenum-graecum L.

フェヌグリークシード

原産地は西アジア、南東ヨーロッパ主産地はフランス、ドイツ、エジプト、スーダン、中国、モロッコなど

マメ科トリゴネレラの一年生草本で薬効を備えた高付加価値の増粘剤として使用されます。

QOL(生活の質)を低下させることなく、
生活習慣病の予防や改善を期待できる
機能性食品の一つです。

料理

種子を軽くあぶってから粉に挽くと
甘いカラメルのような芳香があります。

蛋白質無機質脂質およびビタミンなどが
多く含まれ栄養価が高いので、
ベジタリアンにとっては肉に代わる
重要な食物です。

フェヌグリークの葉カソリメティ

エジプト、エチオピアではパン
種子を加えて焼きます。

ギリシャでは生を蜂蜜と一緒に煮込んで
食べます。
チャツネの原料として使用したり、
薫香のフレーバーに使用されます。

加熱料理に適合性があります。

薬理

口唇のひび割れや、胃腸障害の薬として、
漢方では胡芦巴丸に配合され健胃駆風滋養の薬効があるとされています。
また煎じて飲むと婦人病に効能があります。

最近の臨床試験では血糖値の減少、脂肪肝の抑制、
肝臓でのコレステロールの成合成を抑制する作用があり、
骨粗しょう症の予防薬などの効果が報告されています。
(日本香辛料研究会)

性ホルモンの合成や避妊ピルの成分である
ダイオスゲニンの重要な植物源でもあるので、
多く摂りすぎると体調に影響を及ぼします。

糖尿病などの生活習慣病に有効です。

その他粘膜保護強壮栄養補給母乳分泌
解熱などに効能があります。

フェヌグリークティの作り方
食欲増進と強壮作用があります。

粗く挽いたフェヌグリークホール(シード)小さじ1を250ccの熱湯に混ぜ、熱いまま飲用する。

エピソード

エジプトでは種子から作ったペーストを
体に塗って体温を下げるのに使用していました。
また死体に詰めミイラにするために使用されていました。

栽培

温暖な気候と水はけの良いローム層の石灰分の多い土壌を好みます。
栽培は容易で春先に種を蒔くと、初夏に実が完熟します。それを根ごと引き抜き、乾燥させます。脱穀したらさやから種子を取り出します。種子は十分乾燥させてから保存します。

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