戯言日記/2011-06-22
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失われたミカドの秘紋 加治将一
エルサレムからヤマトへ-
「漢字」がすべてを語り出す!
というサブタイトルのこの本の作者 加治将一の名前を知ったのは、
当店のカレーの常連さんであるSF小説家 梶尾真二先生が
毎月お店に置いていってくださる月間小説「NON」で・・・
連載小説「陰謀のコイン」
最近あまり小説の類を読まなくなっていたBONGAマスターの
目に止まったのがこれ。
日本の国民がすっかり忘れてしまっていた10万円金貨のお話。
これはまた別の機会に取り上げるとして、
その本の中で紹介されたのが「失われた・・・」だ。
彼の小説の特徴は実際に存在する人物や組織、
あるいは歴史上の人物や資料を引っ張り出して
ストーリーを組み立てている点だ。
読んでいるとどこまでがフィクションで
どこからがノンフィクションかわからなくなってくる。
例えば最初に登場するのは、実際に存在する向島の三囲神社と三井グループの関係。
天皇家のことなどなど。。。
漢字を通して日本人(天皇)のルーツを探るというストーリー。
この中で面白い漢字が・・・
「民」という字だが
眼に錐が刺さっている絵文字から始まった。
つまり民とは奴隷の事を表していると。
国民とは国の奴隷という意味だ。
なるほど今のこの国を見ていると納得がいく。
ま、施政者はそのことを国民に悟らせないようにしてはいるけどね。。。
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