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紫陽花(2)

紫陽花の 中に息づく 癇癪玉

フォト俳句
末世を思わせる不気味な梅雨が日本列島に覆いかぶさって、人間どものアタフタとした姿を嘲笑っている六月。

そんな心細気な毎日の散歩道に可憐に咲いて、BONGAマスターの心を安らげてくれるのがアジサイの花。

Hydrangea Macrophylla、水の器という意味だそうだ。

原産地は日本。

紫陽花」とは「あづさい(集真藍)」がなまったという説が有力だが。

唐の詩人白居易がライラックにつけた名を平安時代の学者、源順(みなもとのしたごう)がこの漢字を当てたのが誤って広まったといわれている。

アジサイには「辛抱強い愛」とか「謙虚」とか現代人にはすっかり死語となった花言葉があるようだが・・・

またこの花には青酸カリと同じ毒が含まれているとか。
紫陽花がいつの日か本気で人間に牙をむく時、どれだけの人間が間引きされることやら。

自然の力とは人間などの想像すらつかないほど巨大であることをもうすっかり忘れ、人々は可憐なこの花の横を通り過ぎていくのだ。破滅という時を刻みながら。

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