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アイ

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更新日2013.7.22a:1789 t:2 y:1

アイ(藍)

【和名】タデアイ(タデ科)
【学名】Polygonum tinctorium Lour.

【和名】インド藍、キアイ(マメ科)
【学名】Indigofera tinctoria L.

【和名】ナンバンコマツナギ(南アメリカ原産)
【学名】Indigofera suffruticosa Mill.

【和名】琉球藍(キツネノマゴ科)
【学名】Strobilanthes cusia

【和名】大青、ウォード(アブラナ科)
【学名】Isatis tinctoria L.

知識

藍とはある植物の中に含まれている成分が変化して生じた、藍色の色素を含む染料やその植物、色を指す。
藍の色素のインディゴ(インジゴ)とは、本来はインドで栽培されている天然藍(インド藍)を指し、「インドからきたもの」というのが本来の意味。

日本ではタデアイというタデ科の植物から藍が作られている。
江戸時代には全国で盛んにタデアイが栽培され、阿波(現在の徳島県)が最大の産地であった。
庶民の染料として大量に作られていたタデアイも、江戸時代末期から明治時代には色素含有量の多いインディゴやドイツで開発された合成インディコの輸入により、その生産量は激減した。

料理

藍は染料の他、葉も実も食用としてごく自然に食生活に役立てられて用で、「徳島県薬草図鑑」にも「食・染料」とあり、食用として一般的だった。
実を発芽させたものは、刺身のツマに、新芽はうどんの薬味、葉はサラダ、天ぷら、タデ酢の材料、お茶に利用されている。

薬理

藍は古くから薬草として珍重されており、「本命和草」(918年)「原色牧野和漢薬草図鑑」などにその効能が記されている。

●藍草(アイソウ)
タデアイの全草で生理不順・痔・発熱・外傷に効能がある。
●青薫(セイタイ)
タデアイの花で解毒・消炎・殺菌・止血に効能がある。
●藍実(ランジツ)
タデアイの種で解熱・解毒作用がある他、精力衰退・腹痛に効果がある。また煮出したお茶は滋養強壮に効果がある。
●藍葉(ランヨウ)
ちぎったところから根を生やすほど生命力が強いタデアイの葉は虫の刺し傷・腫れ物に効能がある。
●板藍根(バンランコン)
タデアイの根のことで感冒・咽喉炎・肝炎に効能がある。

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