アンゼリカ
BONGAマスターのスパイスうんちく
更新日:2013.07.25a:4002 t:1 y:0
アンゼリカ
アンジェリカ(和漢名)
Angelica(英名)
Angelica offilnalis Hoffm(学名)
知識
セリ科の二年生草本で原産地はヨーロッパ北部で
フランス、ドイツ、ベルギーなどヨーロッパ各地
のほかアメリカ、カナダでも生産される。
セリに似た青臭い芳香があり、葉、根、種子が
料理に利用される。
日本でアンゼリカとして市販されているものの多くは
「ふき」から作られた代用品である。
また種子はセロリシードの代用品として利用されている。
料理
葉は砂糖漬けにしてスイーツの色付け、香り付け、
デコレーションとして使用される。
若葉は食用に、乾燥した葉はハーブティに使用される。
刺激的な香味と苦みがある葉や根の部分は、
魚料理やマーマレードの香り付けとして使用される。
根から抽出した精油はベネディクティンなどのリキュールの香り付けに使われる。
薬理
乾燥した根や茎、葉、種子は駆風剤(腸内に貯まったガスを排出)や
興奮剤として効能がある。
エピソード
中世ヨーロッパではその強い香りから魔女の霊草と呼ばれていた。