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エシャロット

BONGAマスターのスパイスうんちく

更新日:2013.07.30a:5146 t:1 y:0

エシャロット

収穫されたエシャロット

Eshlot,Eschaiot(フランス名)
Shallot(英名)
胡葱・フーツオン(中国名)
アンチャンタ(台湾名)
コンチャン(香港名)
ホム(タイ名)
Allium oschaninii(学名)

知識

エシャロットの球根

ネギ科の多年生草本で別名ガーデンハーブとも呼ばれる。

ヨーロッパ各地やニュージーランドで生産されているが、原産地など詳しいことはわかっていない。

2000年ほど前にオニオンが変化してできたという一説もある。

日本のらっきょうとは同属異種。

明治時代より導入され、栽培を試みられてきたが、
現在に至って、まだ成功を収めていないようだ。

エシャロットの花

日本では生食用に軟白栽培されたラッキョウ
(Allium chinense)が「エシャレット」の商品名で
販売されているが、同じネギ科でも味も形も異なる。

小売店で誤って販売している場合があるので、本物のエシャロットが必要な場合には「ベルギーエシャロット」と明記されたものを選ぶと間違いがない。

なお「エシャレット」は静岡県遠州地方で栽培、消費されており、初鰹の付け合わせには欠かせない。

料理

画像の説明

フランスでは一般に生で料理に使用される。
刻んだりすり下ろしたりしたものを、
ソースドレッシングピクルスによく使われる。

そのほか肉料理に炒めて使う。

炒めすぎると苦みが強くなるので注意が必要。

イランでは刻んでヨーグルトと混ぜ合わせ、モーセールと呼ばれケバブの付け合わせに使う。

南インドではサンバルソースの具には欠かせない野菜だ。

中華、台湾、タイ料理では刻んで油で強火で炒め、肉などの食材を加えて炒めものに。

また台湾では刻んだものを油でからからに揚げたものを麺の薬味に用いたりもする。

中国、福建省の竜海市にはシアンプーガオという落雁ににた干菓子があり、エシャロットで風味付けをしている。

日本では除々に普及してきており、オニオンやネギと同じ使い方をすると良い。

薬理

ビタミンC、B1、B2、カリュウム、鉄、カルシュウム分を多く含み、
栄養的にもすぐれている。

肌の老化やシミ、そばかすの予防などアンチエイジング効果がある他疲労回復
利尿作用過剰塩分の排出促進めまい貧血に良いといわれている。

エピソード

十字軍がヨーロッパに持ち帰ったといわれている。

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