ステビア
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ステビア
【別名】アマハステビア
【学名】Stevia rebaudiana
知識
パラグアイなど南アメリカ原産。
キク科ステビア属の多年草
草丈は50cm~1m前後、茎は白い毛に覆われ、夏から秋にかけて、枝先に小さな白い花を咲かせる。
原産国のブラジルやパラグアイの先住民、グアラニー族では甘味料の他、医療用として、心臓病、高血圧、整腸剤、尿酸値を低くしたり、二日酔いや精神疲労に対する強壮剤として、または体に塗って、美容や防虫剤として利用されてきた。
古代ペルーでハーブとして使用されていた甘味料のステビアには、血糖値の上昇防止やダイエットに効果があります。
ステピオシドやレバウディオサイドAと呼ばれるテルペノイドの配糖体を含んでいるためショ糖の300倍の甘味度を持ち、ダイエット用食品や糖尿病患者用メニューに砂糖代わりに使用される。
1971年、日本の守田化学工業(大阪)によって世界で初めて商品化された。
非常に低カロリーで、使用量が少ないのでカロリーはほぼゼロに近い。
現状では、安全性の高い食品添加物と言われています。
薬効
最近では千葉大学薬学部の研究でステビアが2型糖尿病の改善に有効であることが発表された。(2006年「第49回日本糖尿病学会年次学術集会」)
またC型肝炎ウイルスの抑制効果があることが米国肝臓学会で採択された。
ハーブとしては、糖尿病や高血圧の治療や二日酔い、精神的疲労の強壮剤などの効能があるとされています。
ステビアのハーブは血糖値が上昇しにくいことで、糖尿病療養食にも取り入れられています。
甘味料でありながら腸内で吸収されずにそのまま排泄されるため、砂糖など他の甘味料のように血糖値が急激に上昇することを防止できます。
その上、血糖値を下げる効果もあるため、高血糖で悩んでいる方におすすめです。
また、血糖値が上昇しにくいことでステビアと一緒に摂取した成分や物質が、脂肪として蓄積されにくくなるというダイエット効果も期待できます。
しかし、糖尿病治療薬と併用すると副作用が起こる可能性があるので、ステビアのハーブを摂り入れる場合はかかりつけの医師に相談しましょう。
安全性が認められていますが、妊婦さんや子供は特に、摂取する場合はステビアと一緒に含まれている他の食品添加物にも気を配り、過剰摂取にならないように気を付けましょう。