モリンガ
更新日2022.07.23a:1072 t:1 y:0
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モリンガ
北インド原産の北インド原産ワサビノキ科の 多年草葉・花・豆は食用に、種子を絞ったオイルはスキンケアに。
利用栄養に満ち溢れた植物。
「生命の木」や「奇跡の木」などと呼ばれて注目を集めるスーパーフード素材で最近ではその注目度の高さからか沖縄などでも栽培されてきています。
利用法
葉をお茶にしたり鞘を食べたりすることをはじめ、種や根までも様々な形で食されてきました。特に、モリンガの一大生育地域であるインドでは、食材として食べられている他、伝統医学「アーユルヴェーダ」にて300もの薬効があるとされ、“shigru”と呼ばれ紀元前から幅広く利用されています。
葉から調製されたお茶、粉末化した種や根の皮、葉をそのまま等々、治療の目的に合わせて利用され、食だけではなくマッサージ施術の素材としても利用されてきました。
薬理
可食植物の中で最も栄養価が高いといわれる基本栄養価の豊富さで、特にその葉はビタミンCが豊富であり、鉄分であればほうれん草、カルシウムであれば牛乳、ビタミンAであればニンジンなど、基本栄養素を多く含むとされる素材を超える量を含んでいます。
モリンガは単一の素材であるものの幅広い栄養素を豊富に含んでいることから、栄養価の高い伝統的な素材として国際連合食糧農業機関(FAO)より子供などの栄養状態改善に利用を推奨されるほどです。
アーユルヴェーダで300もの薬効があると言われる素材であるだけあり、栄養価にとどまらず更なる機能性を持つと期待され、研究が進められています。
コレステロール低下、視力向上、血圧調整、抗うつ、免疫向上、抗炎症、抗菌、抗加齢、消化の補助、便秘の解消、解毒作用、食欲抑制、血糖コントロール、消化・代謝の促進、抗酸化、認知機能の向上
・・・様々な健康に寄与する言葉がモリンガの健康機能研究で聞こえてきます。いずれもアーユルヴェーダの中でも認められた効能が医学的・科学的な分析によって再確認されています。
*モリンガの副作用と好転反応
便がゆるくなった・・・モリンガには体内の老廃物や不純物を体外に排出する生薬の薬効があるため、飲みはじめで体内に排出物が多い時は水様性の下痢を伴う場合があるようです。
体がだるくなった・・・代謝が活発になり、細胞が生まれ変わる際の好転反応が考えられます。