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ラズベリーの育て方

ラズベリーの育て方

ラズベリー(フランボワーズ)

科名:バラ科
属名:キイチゴ属
学名:
別名:フランボワーズ
みずやり:水控え目
場所   :外の半日蔭
難易度 :中級者向け

栽培の特徴
病害虫がつきにくく、手間がかからず、生育して収穫できるのですが、梅雨時期に風通しが悪いと、灰カビ病が発生してしまいます。自家栽培に向いている。

●庭植えでも鉢植えでも収穫は可能。
●二季なりのラズベリーなら秋にも収穫できます。そうでない場合は初夏だけ。
●自家結実します。つまりブルーベリーのように別種が2つ必要とか、オスとメスが必要ということはありません。1鉢・1株で収穫ができます。
水やりと肥料
鉢植えにした場合、乾燥しやすいので、土が乾いて居たら水をしっかりとやってください。水切れに注意して下さい。真夏は乾燥が速いので、一日二回、朝と夕方やります。それでもしおれる場合は、半日陰に移動させてください。
肥料
ラズベリーは花が咲き、果実が出来たあと、すぐに翌年の花芽を含んだ新芽が出来ます。そこで花が咲く前の5月あたりと、新芽が出来て成長する八月に肥料を追加します。
野菜やくだもの向けの肥料がホームセンターなどに売っているのでこれをやります。
植え付け・植えかえ・種蒔き
適した時期は3月です。落葉し休眠している時期で、もうすぐ動き始める3月が適していますが、鉢に根が回って根詰まりしているなどの事情があれば、真夏と真冬以外はいつ植えても大丈夫です。鉢植えの場合は二年に一回は植え替えをして、一回り大きな鉢に植え替えをします。
ラズベリーは地下茎の繁殖力が旺盛で、路地植えにすると広範囲に根が広がり、ほかの植物の生育を阻害します。庭植えする場合はよく考えて植えてください。
●挿し木でも増える。挿し木するときは節を土に埋めるようにする。節から発根しやすい。ただ地下茎でよく増えるので挿し木するメリットはさほどない。

用土
水はけの良い土を好みます。最近はベリーの用土があって、これが便利です。もしくは赤玉土6腐葉土3川砂1を混ぜたものに肥料を足しておきます。

庭の土の場合は完熟堆肥と腐葉土を混ぜ込んで起きます。割合は土の状態によって違いますが、庭の土5に対して腐葉土3堆肥2です。

鉢植えの植え替え・植え付け
ポットから根を取り出して、少しほぐします。あまり根をいじると根が傷ついて回復まで時間が掛かります。でも土をほぐしておかないと、新しい土に根がなじみにくいです。
管理場所・日当たり
夏の暑さを考慮して関東では半日陰
日当たりが好ましいですが、半日陰でも生育します。夏の暑さ・日射しに弱く、関東でも夏は日当たりではなく半日陰が適しています。なので関東では年中半日陰でも可。
関東以北が適地
寒冷地に適していて、暖地は向いていません。関東より北の地域が適しています。
その他
欧米ではラズベリーだけを生食しますが、日本人には向いていないのか、あまりラズベリーの生食は聞きません。
ケーキのデコレーションや、ジャムの材料などにしましょう。

枝の育ち方
剪定をするためにはラズベリーの枝の成長過程を知らなくてはいけません。
●まず最初に株の根元から、ニョキニョキと枝が出てきます。地下茎から出るものがサッカー。株から出るのがシュート。まぁ、名前なんてどうでもいいです。ようは芽を出して一年目の枝なので「一年枝」が分かりやすいのでそう呼びます。
●一年枝が春から秋に掛けて生育します。
●二季なりの品種ではこの一年枝に秋には花が咲いて実が成ります。
●冬になると落葉して裸になって冬を越します。
●春が来て一年枝は二年枝になりました。この春に開花して結実します。
●また春から秋に掛けて生育します。今度の秋は二季なり品種でも結実しません。
●冬になるとこの枝は枯れます。3年枝にはなりません。

剪定は古い枝を切り、間引くこと
冬に剪定をします。春に実をつけた枝は冬になると灰色になり枯れています。これをさばいて風通しをよくし、小さい一年枝は落として、来年実をつける予定の枝のうち勢いのいいものだけにさばくことで病害虫を防ぎます。

(ガーデニング花図鑑より)

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