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エレカンペン

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BONGAマスターのスパイスうんちく

更新日2014.2.27a:6955 t:2 y:3

エレカンペン

画像の説明

【英名】ELECAMPANE
【和名】オオグルマ
【漢名】旋覆花
【別名】ワイルド・サンフラワー、スキャブウォート、ホースヒール、エレカンペーン
【学名】Inula helenium

ラテン語の名前の由来はトロイアのヘレーネが流した涙から芽生えたという植物という意味です。

知識

キク科の多年草で根、花、葉を利用します。
中央アジア原産
バルカン半島で広く栽培されている。
温暖な地域の水路や湿地には自生しています。
草丈は高く、小さな黄色いヒマワリのような花をつけます。
葉は楕円形で産毛に覆われています。

料理

葉と根をスパイスとして利用します。
葉はサラダに混ぜたり、乾燥させてお茶として使用します。

根はゆでてスライスにしサラダに使います。
そのほかベルモットの風味付けやワインに漬けてコーディアル(果実飲料)にします。このコーディアルは人を朗らかにするといわれています。
その他砂糖漬けにしてお菓子として食べられます。

薬理

画像の説明

根と花を使用します。
成分にイヌリン、ステロールの他、精油にはAlamtolactone(ヘレナリンorエレカンペーンカンフル)、Alantic acid、アズレン、Isoalantolactoneおよびジヒドロ誘導体、セスキテルペンラクトンが含まれます。

エレカンペンの根は優れた強壮薬で特に、インフルエンザや気管支炎の病後の虚弱に効果があります。また身体を温める効能があり、気管支炎やぜんそく、痰をとるのに有効とされます。特に子供の咳や鼻づまりを緩和します。

また糖尿病にも有効で、砂糖の代用品として使用されます。

花を煎じると喘息や気管支炎、嘔吐のほか穏やかな抗菌作用があり、神経系、消化器系、副腎皮質への刺激作用があります。

花や葉を湿布薬として使うと疥癬や疱疹などの皮膚病に効くといわれています。

その他、生理不順や貧血にも効能があるといわれています。

妊婦や皮膚の弱い人や過敏な人は使用に注意すること。

エレカンペンのマウスウォッシュの作り方

乾燥させた根大さじ1を4カップの水に一晩漬け、30分ほど弱火で煎じ、冷まします。
マウスウォッシュのほか一日3回小さなカップで飲むと消化を助けるといわれています。

栽培

根を利用する場合は3年以上育成します。
寒さに強く、日当たりが良く水はけの良い肥えた土を好みます。
春に種を蒔き、草丈が70㎝ほどになったら支柱を立てます。水と液肥はこまめに与えます。冬は地上部が枯れ冬を越しますので水を与える必要はありません。
3月に新芽が出てきたら、株を切り分けて植え替えをします。
花は夏の時期に収穫します。2~3年たったら根を収穫します。
病害虫が付く心配はありません。

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販売先ご紹介

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