七味唐辛子
BONGAマスターのスパイスうんちく
更新日2013.02.25a:4707 t:2 y:0
七味唐辛子(ミックススパイス)
七味唐辛子(和名)
知識
7種類のスパイスを使った日本のオリジナル
ミックススパイス。
江戸時代、江戸日本橋薬研堀の辛子屋徳右衛門が、
生唐辛子、焼き唐辛子、芥子の実、山椒、胡麻、
麻の実を混ぜ合わせて作ったものが
起源といわれている。
ブレンドには特に決まりはないが、辛味スパイス2種類、
芳香性スパイス5種類が基本の組み合わせである。
一般的なブレンドは唐辛子、山椒、麻の実、陳皮、
胡麻、ポピーシードに青のりか青じそを加える。
大きく分けると関東タイプと関西タイプがある。
関東タイプは唐辛子と青のりを中心にブレンドされ、
赤みが強い七味唐辛子になり、関西タイプは
唐辛子よりも山椒の辛味と芳香が好まれ、
白胡麻を使用するので関東タイプよりも白っぽい色調である。
関西タイプは「京風七味」と呼ばれている。
また長野ではジンジャー、赤シソを加えた色調の濃いものもある。
料理
日本料理に広く使用され、麺類や焼き鳥、魚料理などに振りかけて使われる。