しめじ
アンチエイジングな食材
更新日2014.7.7a:3118 t:1 y:0
しめじ(ぶなしめじ)
【和名】ぶなしめじ
【英名】Brown beech musroom
【伊名】Bunashimeji
【仏名】Bunashimeji
【学名】Hypszygus marmoreus
知識

シメジ科シロタモドキ属のキノコで分布は北半球の温帯以北、日本では北海道から九州に自生しています。
ブナシメジは死んだ木から栄養を取って成長する木材腐朽菌のキノコの仲間で、人工栽培が容易に可能です。
日本では人工栽培が広く流通しており、長野、新潟、福岡が主な生産地です。
なおスーパーに並んでいるもので「ほんしめじ」「ひらたけしめじ」「はたけしめじ」は、ぶなしめじとは別の種類です。
「ブナッピー」と呼ばれる白いしめじはぶなしめじの品種改良種です。
料理
カロリーは100gで18kcal。
ブナシメジは歯切れが良く、風味や味に癖がなく、どんな料理にも良く合います。
野生のものは人工栽培のものよりずっと大型でしっかりした肉質で風味も高いようです。
人工栽培のブナシメジはクリ―ンな環境で無農薬で栽培されるため洗わないで調理したほうが美味しいそうです。
気になるのならキッチンペーパーなどで軽く拭き取るか、調理の直前にさっと水洗いする程度にしましょう。
干ししめじの保存法
通常だと冷蔵庫に入れても賞味期限は10日ほどですが乾燥させた干ししめじだと1年ほど保存が可能です。
しめじの石づきを切り取り天日でからからになるまで干します。フリーザーパックに入れ、冷凍庫で保存すると1年ほど保存できます。
使用するときは水で戻して調理します。
天日干しでうまみ成分のアミノ酸が増え、ビタミンDや栄養価が高まるだけでなく美味しさが格段に上がります。
またビタミンDは油と一緒に調理することで吸収率が高まります。

- しめじのフレンチソティーの作り方☚クリック
辛さモード★★---カロリー85kcal(1人分)
フレンチスパイスを使ったきのこの炒め物。肌荒れ、便秘、ダイエットなどの美容効果が。
薬理
ビタミンD、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、食物繊維が多く含まれます。
その他紫外線に当てるとビタミンDに変換されるエルゴステロールや免疫力を高めるβグルカンも含まれています。
カルシウムの吸収率や免疫力を高め疲労回復や気分の高揚にはたらきかけます。
また肌荒れや便秘、ニキビ、ダイエット、口内炎などの美容の改善他、骨粗しょう症や高血圧、心筋梗塞、脳閉塞、動脈硬化、糖尿病などの予防にも効能があると言われています。
キノコアレルギーや腸閉そくを患っている人の多食は注意が必要です。