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ビーバーム

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BONGAマスターのスパイスうんちく

更新日2014.10.26a:3922 t:1 y:2

ビーバーム or レッドベルガモット 

【英名】ビーバーム(Bee Balm)
【和名】たいまつばな
【別名】レッドベルガモット、モナルダ、フラグラントバーム、マウンテンバーム、
    インデアンズフラム
【学名】Monarda didyma

知識

画像の説明

シソ科の多年生草本で北アメリカのオンタリオ州からジョージア州一帯が原産地。北アメリカやヨーロッパで栽培されています。

原種の花の色は緋色だが、観賞用に淡いピンクや深紅の者まで栽培されています。

蜜が多く取れるので蜜蜂の蜜源植物として利用されるのでビーバームと名付けられた。またその甘い芳香がベルガモットオレンジに似ていることからレッドベルガモットとも呼ばれています。

料理

画像の説明

料理にはあまり利用されませんが、オンタリオ湖のオスウェゴ河付近に住むインデアンが古くからこの葉を肉料理の香り付けやヘアートニックの他ハーブティとして利用していたことから、オスウェゴ茶として広がりました。

乾燥した葉を紅茶とミックスすると、紅茶のアールグレイに似たベルモットの香りを楽しむことができます。

その他フレッシュな花びらや若い葉をワインやリキュール、ドリンクなどに浮かべて香りと彩りを楽しみます。

薬理

鎮静やリラックス、催眠、消化促進、月経痛などに効果があると云われています。
葉には殺菌作用があり、吹き出物などに効能があります。
またスチーム吸引剤として使用すると喉の痛みを和らげます。

インデアンはヘヤ―トニックとしても利用していたと云われます。

成分はチモールとわずかなカルバクロール、タンニンが含まれています。

栽培・採取

日当たりのよい場所を好みますが、乾燥に弱いので夏の水やりを気をつければ比較的簡単に栽培ができます。

種蒔きと株分けは春先に、挿し木は夏前に行うと良いでしょう。夏から秋にかけ開花しますが、その間若葉は随時収穫できます。

うどんこ病にかかりやすいので風通しを良くしたり、葉裏に泥水が跳ねないように注意が必要です。

花が終わったら地下茎を残し、茎ごと切り取ると良いでしょう。

花や葉は乾燥させると香りが強くなり、ポプリなどの材料に利用されます。

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