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戯言日記/2014-04-12

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逢魔が刻

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これは本日「すぱいす工房BONGA」店内で午後5時半から6時の時空間に起こった本当の話である。

「普通のカレーないの!」

夕食の時間には早すぎる時間帯、BONGAマスターとみぃばぁが寛いでいると、入ってきた白髪にマスクした婆。

BONGAマスターはピンときた!
(これは人ではない。人の恰好をした鬼畜の臭いだ・・・)

その臭さに耐えられず、厨房の奥に。

「私、ドロッとしたカレーはだめなの」

「ご家庭のカレーってドロッとしてませんか」
みぃばぁが反論

(ダメダメ、この鬼畜婆に一般の会話は通用しない)とBONGAマスター

「ナスはダメ、普通のカレーじゃないとだめ。水は氷を入れずに、ライスは少なめに」

鬼畜婆のくせに注文が多い。

すったもんだの末「南インド風ポークカレー」680円単品をオーダー。

ご飯も残し、カレーも半分ほど残し・・・
「この店お客さん入らないでしょう」
「カレーもダメ。米も不味い」
「空気もダメ」
「ここは何をやってもダメな店よ」

みぃばぁがピント外れのお返事。
「占いやってらっしゃるのですか?」

「やってないけど私にはわかるの。自信があるの」

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横から眺めた鬼畜婆の血走った目が飛んでいた。
(ヤバイ、こりゃキレてるな)

口角泡を飛ばしながら散々お店とカレーの悪口を言って帰って行った。

春先の夕暮れ時にはこんな鬼畜霊が多く跋扈する。

BONGAには強い結界があるので滅多にこんな鬼畜霊は入ってこないのだけども、そんな悪霊たちの中にも今の世には霊力すらなくしてしまった低知能なモノが増えてきているようだ。

人と悪霊、狂人の境がわからない混沌(カオス)の時代がついにやってきた。



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