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みつば

BONGAマスターのスパイスうんちく

更新日2014.3.29a:1150 t:1 y:0

みつば

【英名】Japanese Honeywort
【和名】みつば(三つ葉)、ミツバセリ
【学名】Cryptotaenia japonica Hasskarl
【漢方名】鴨児芹(カモコゼリ)

知識

みつば

セリ科の多年生草本で東アジアが原産地。日本、中国、台湾、北アメリカの温帯地域に自生している。
みつばを栽培して利用しているのは現在日本と中国だけです。

みつばの葉または根を料理に使い、日本では徳川時代から栽培され広く親しまれています。
北海道から沖縄まで日本各地の山地の日陰に自生しています。
高さは40㎝ほどで、夏に5枚の花弁を持つ白い花を咲かせます。
葉は互生し、3枚からなる複葉で卵型をし先がとがっています。
野性のみつばは香り、味、栄養面でも栽培物より優れています。

今日では主にハウスでの水耕栽培で育ったものが市場には出回っています。

千葉、愛知、茨城の3件で全国の出荷量の約50%を占めています。

種類

みつば(糸みつば)は畑に密植させて軟弱に育てたものを根つきで収穫したもので、主に関西で利用されています。近年青みつばの水耕栽培が増加しています。

切りみつば(白みつば)は、光を遮蔽して軟化させて育成したものを切って収穫したもので、水耕栽培が多くなっています。

みつばは土寄せして軟化したものを、根を付けたまま収穫したものです。

切りみつばと根みつばは主に関東地方で利用されています。

出荷時期は切りみつばが12月~3月頃、根みつばは4月頃、青みつばと水耕栽培のものは1年中出荷されています。

みつば独特の香りの主成分はクリプトテーネンとミツバエンで、青みつばに最も多く含まれています。

料理

吸い物に

日本料理に良く使われ、葉はおひたしや吸い物、天ぷら、鍋物、茶碗蒸し、和え物、さしみのつまに。
みつばの根はひげ根を取り除き、天ぷらや炒め物、きんぴらに使用されます。

保存法

みつばは乾燥しやすいので、生のまま水の入ったコップに挿しておくか、ポリ袋に入れ空気をいっぱい吹き込み密封して冷蔵庫の野菜室で保存します。

薬理

みつばの花

みつばはビタミンA、C、β-カロチン、鉄、カリウムが多く含まれる緑黄野菜でアントシアニンを含む赤みつばもあります。
特に野性のみつばと青みつばが薬効が強いと言われます。

ビタミンA、C、鉄は神経系の働きを正常化し、興奮を静める作用があるので、イライラやストレス、不眠症の解消に効能があります。

みつばに含まれるカロチンとビタミンCは体内に入るとビタミンAに転化し、視神経を活性化し、瞳をきれいにし、視力を向上させる。

造血を促し、血液をアルカリ性に変え、血液循環をスムーズにするので、心臓病や脳の老化、風邪、癌、高血圧、動脈硬化の予防の他、皮膚の新陳代謝を活発にするなどアンチエイジングに効果があります。

鉄欠乏性貧血や、爽やかな香味は食欲増進を促します。

生薬名は鴨児芹(カモコゼリ)といい、6~7月の花が咲く時期に全草を採取し、陰干して乾燥させたものです。

薬用レシピ

みつばジュース
野菜や果物にみつばを加えてミキサーでジュースを。
食欲増進に。

みつば
陰干しして乾燥させたみつばを日本酒に浸して飲みます。
痰切れを良くします。

みつばの青汁
生のみつばを搾ってガーゼで濾して飲ませます。
赤ちゃんの夜泣きに

みつばの酢味噌和え
みつばと味噌の効能で二日酔いの解消に

みつば湿布
生葉に塩を振りかけ良く揉んで、腫れものに当てる。1日2~3回
とりかえると早く治ります。

鴨児芹茶
1日量10g~15gの鴨児芹を400ccの水で約1/3の量になるまで煎じ、食間に3回に分けて服用します。
消炎、解毒、血行促進に

栽培

みつばは本来多年草ですが、実を付けると株が弱くなるので毎年種子を蒔いて栽培します。
乾燥に弱いので、保水性のある弱酸性の腐植土を好みます。有機肥料を元肥として施しておきます。窒素過多に気をつけましょう。

みつばは春蒔きと夏蒔きができ、葉が10~20㎝ほどになったら抜き取って収穫します。

切りみつばは春に種を蒔き、秋に掘り上げ、軟化床で新芽を伸ばし、葉が30㎝ほどになったら収穫します。

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