ナツメグ
更新日 2014.2.15a:5987 t:2 y:1
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知識
原産地は東インド諸島のモルッカ島(インドネシア)
主な産地はモルッカ島、グレナダ(西インド諸島)、
スリランカ
ニクズク科の常緑樹で木の高さが16メートル
にも達する。
nut(豆)+meg(ジャコウ、ムスク)でムスクのような芳香を持つ豆の意味。
エキゾチックな甘い刺激臭な香りとほろ苦さが特徴。
ナツメグの精油成分は、不快臭のマスキング効果がある。
メースはナツメグの内皮
ナツメグのホールはそれ自体が最適の保存容器になっているので3~4年の保存が可能である。使用するとき少しずつすりおろすと良い。
料理
挽肉料理にむいており、挽肉に練り込んで調理する。
キャベツの加熱料理の時に生じる含硫化化合物の
匂いを完全に消す。
熱を加えると刺激臭が弱まり、甘さが強調されるのでケーキやベーカリーなどの甘い香味の料理に良く合います。
プディング、カスタード、アイスクリームなど甘く冷たいデザートにも良く使われます。
また果物を使った料理に加えると、素晴らしい風味が加わります。
ホットリキュール、ホットワインにすりおろして振りかけると、薬効のほか香りを楽しむことができます。
薬理
インドでは頭痛、不眠症、尿失禁の治療に用いられました。
少量を内服すると腸内ガスの排出する働きがあり、腹部膨満感を解消し、吐き気や消化不良に効能があります。
漢方ではナツメグをニクズク(肉豆)とよび、下痢止め、腹痛、乳汁欠乏、口臭止めに使用される。(ニクズク散)
日本では古くから、芳香性健胃薬として使用
石鹸やシャンプー、香水の原料として利用される。
ナツメグはミリスチシンという化合物が含まれている。
この化合物は幻覚を生じさせ、ナツメグ2個でも人を死に至らせる毒性がある。
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ナツメグワインの作り方
食欲を増進させる食前酒です
赤ワイン500cc(リーズナブルなもので良い)にナツメグ1個を粗挽きしたものを入れ、一晩おいて濾します。食前30分前に大さじ2杯分ほどを飲みます。
エピソード
生産地が限定され、生産量の少ないナツメグは
14世紀のイギリスでは、メース1ポンドで
羊3頭分と同価値だった。
ナツメグは一度に食べ過ぎると意識不明になるので要注意。