ピンクペッパー
BONGAマスターのスパイスうんちく
更新日2014.10.14a:2998 t:1 y:0
ピンクペッパー、 ポワブルローゼ、ロワン、
【英名】ロワンRowan
【仏名】ソーブSorbe
【和名】西洋ななかまど
【学名】Sorbus aucuparia
【別名】ピンクペッパー
知識

北ヨーロッパを原産地とするバラ科の落葉高木でヨーロッパ各国に自生し並木道や公園の街路樹として栽培されています。
高さが10m以上にもなる高木で、初夏にクリーム色の花を付け、秋に4~5mmの赤い実をつけます。この実がピンクペッパーと呼ばれ、スパイスとして使用されます。

形はペッパーに似ていますが辛味はなく、食べると酸味や渋み、苦味があります。乾燥したものを料理の彩りとして添えられます。
ピンクペッパーと呼ばれるものにはセイヨウナナカマドの実を乾燥したもののほかに、ウルシ科のコショウボクの果実を乾燥させたもの、ペッパーの赤色の熟果を乾燥させたものがあり、前者の二つは辛味がないスパイスです。
料理

香味が弱いので、加熱料理などには向かず、サラダやカルパッチョのどの仕上げに彩りとして加えます。
料理の彩りとして使われる他、スカンジナビアではこの果実に水を加え、煮汁が赤くなるまで煮込み、その汁に砂糖を加えゼリー状になるまで煮詰めたものを、鹿肉料理に用いています。
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