マスタードグリーン
BONGAマスターのスパイスうんちく
更新日2014.10.27a:4098 t:1 y:1
マスタードグリーン
【英名】マスタードグリーン(Mustard Green)
【和名】フユガラシ(冬辛子)
【学名】Brassica juncca Cosson
知識
原産地がヨーロッパや中央アジアのアブラナ科の1年生または2年生草本です。
主産地はヨーロッパやアメリカで、日本では群馬県で主に栽培されています。
耐寒性があり土壌や気候への順応性が強く、各地で帰化し野生化しているものもあります。
からし菜やわさび菜と同じで、葉を生食するために品種改良されています。
葉の形は長楕円形で縁が地焦れており、薄く柔らかで少し辛味があります。
料理
辛子のような辛味があり、クレソンやからし菜、わさび菜と同じ使い方をします。
サラダの他オードブル、サンドイッチ、肉料理の付け合わせ、炒め物、おひたしなどに使われます。ただし加熱調理をすると辛味がなくなります。
保存方法は湿った新聞紙で包み、保存用袋に入れ、冷蔵庫で保存します。
その他果実はパンやお菓子に、種子は料理の風味付けに利用されます。
薬理
ビタミンA、ビタミンC、鉄分、シニグリン、βカロテンが含まれており、食欲増進、美肌、アンチエイジング、貧血防止、免疫力を高める効果があります。
栽培・採取
日当たりのよい場所に20㎝ほどの間隔を開けて植えます。移植を嫌います。
土の表面が乾いたら水を与え、夏は特に乾燥しないように注意が必要です。
花が咲くと葉が硬くなるので葉を使用するときは花芽を摘み取るようにすると良いでしょう。