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ココナッツオイル

アンチエイジングな食材

更新日2015.3.30a:4739 t:1 y:1

ココナッツオイル 

【英語】Coconut Oil
【和名】椰子油

知識

画像の説明

ココヤシの果実の巨大な種子の内部の胚乳から抽出精製されるオイル。
アブラヤシ(パーム椰子)の果肉から作られるものはパームオイルと呼ばれています。
ココヤシの果実の種子の中にある胚乳を乾燥させ、圧搾または溶剤抽出し、原油を取り出し精製したもの。
脂肪酸の構成比はラウリン酸が50%、ミリスチン酸が15~20%、パウミチン酸が10%と飽和脂肪酸が多い。

日本ではココナッツオイルの60%が洗剤、石鹸などの工業原料として使用、残り40%がココアバターの代用やホップクリーム、コーヒーフレッシュ、ラクトアイスの原料などに食用として使われています。

精製ココナッツオイル
 ココナッツを高温精製し脱臭工程を通して作られたオイルの事です。匂いや色が薄く使い易いのが特徴で、不純物を取り除いているため、ヴァージンココナッツオイルよりも刺激が少なく、美容品として使用されています。

ヴァージンココナッツオイル
 ココナッツに添加物を加えず、無精製、非加熱処理で抽出されたオイルです。ラウリン酸やビタミンEが豊富で防腐剤が不要の飽和脂肪酸のオイルです。

料理

飽和脂肪酸が多く含まれていますが、中脂肪酸の含有率が高く、消化、代謝されやすいため、乳幼児食や病人食に適しています。コーヒーに加えたり、サラダのドレッシング、炒め物に使用します。

食事に取り入れることで、コレステロール値を下げ、免疫力や甲状腺の機能を高め、抗酸化作用やビタミンEによる美容効果やダイエット効果があります。

薬理

細胞の老化を遅らせる抗酸化物質が豊富でアンチエイジング効果があります。
肌に塗布することで潤いをもたらし、張りや艶を生み出す美容効果があります。
メイク落としや保湿オイル、日焼け止めとして使用されます。

オイルプリング

インドの古式健康法の一つで、ココナッツオイルのうがいです。
口臭歯周病虫歯歯肉炎、歯のホワイトニングの他体内のデトックス効果もあると云われています。

朝起きて胃が空の時、大さじ1杯のココナッツオイルを口に含み、マウスウォッシュの要領で口の中で10分ほどモグモグする。
オイルは飲みこまない事。
オイルを吐き出した後塩水でうがいをします。

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