カルダモン
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香りの王様 カルダモン
【英名】カルダモン（Cardamon）
【和漢名】ショウズク（小豆寇）
【インド】エライチ
【学名】Elettaria cardamomun NATHON
知識
ショウガ科の多年生草本で実が付くのに４年間かかます。
原産地はスリランカ、インド南部。主な産地はインド、グァテマラ、スリランカ、パプアニューギニア、で最も品質の良いものは、南インドのケーララ州、マラバル地方のものといわれます。
インドでは熱帯山岳地帯の森林に広く自生しています。
香りの主成分はシネオールとテルピネオールで精油の４０％を占めます。
日本に輸入されるグリーンカルダモンはインドのアレピー産とグルグ産で前者はトップノートのテルピネオール臭が強く、後者はそれにシネオールが加わった強力な芳香があります。
サフラン、バニラについで高価なスパイスでグリーンカルダモン、ブラウン(ビッグ）カルダモン、ホワイトカルダモンがあります。
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料理
甘い料理にも、辛い料理にも良く合います。
肉類の臭い消し、カレーパウダー、ガラムマサラ、
ソースなどに。
エキゾチックな味付けでインド、中近東の料理に
使用されます。
アラブ世界、特にサウジアラビアではガーワと呼ばれるカルダモンコーヒーはお客を接待するときの歓迎のシンボルとなっている。
スカンジナビア半島の国々では、ケーキやペストリー、パンなどの生地に粉末を練りこんだり、ふりかけたりして使われる。
ＯＰＥＮ・ざ・キッチン
●カルダモンコーヒーの作り方☚クリック
アラブ諸国のおもてなしコーヒー
●カルダモンシュガーの作り方☚クリック
香り高い甘さ。コーヒー、紅茶に。。。
●カルダモンティーの作り方☚クリック
消化不良に良く効きます。
●カルダモンハニードレッシングの作り方☚クリック
フルーツサラダに良く合います
薬効
乳製品のアレルギー症状の中和、身体を温め,
呼吸器疾患によいといわれます。
腎臓を元気にします。
口腔清涼剤としても使用されます。
おなかが張ったり、しくしく痛むとき服用。
イライラを押さえます。
血糖値をコントロールし糖尿病改善の効能があります。
（2009年日本香辛料研究会）
また去痰作用に効果があるという報告もありました。
栽培
熱帯地方で商業的に栽培されており、品質の良いものは気候条件が海抜７５０メートル以上、１５００メートル未満、年間平均気温が２２度以上、降水量が２５００～４０００ミリ以上の熱帯雨林気候で、日陰の湿地帯が必要とされる。
栽培は種子か株分けによ方法があり、植えてから４～５年で実を付け始め、その後１０～１５年間の収穫ができる。
実が熟する前に収穫し、３～４日天日乾燥させるか、緑色の退色を防ぐため、人工的に乾燥させる。
エピソード
「香りの王様」と呼ばれています。
ＤＣ700年頃にはバビロンの宮廷に植えられて
香料として使われていました。
11世紀にノルマンディー人によってイギリスに持ち込まれ、チュダー王朝時代に料理によく使われました。
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車の運転中の眠気覚ましにホールごとかんだらいいと
教えられました。
