ヒソップ
更新日2014.10.26a:4468 t:1 y:0
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ヒソップ、ヤナギハッカ
【英名】ヒソップ(Hyssop)
【和名】ヤナギハッカ(柳薄荷)
【学名】Hyssopus officnalis
【生薬名】シンコウソウ(神香草)
知識
ヨーロッパ南部や中央アジアを原産地とする、シソ科ヤナビハッカ属の多年生半灌木。
草丈が40~60㎝になり、青紫やピンク、白色の花を春から秋にかけて咲かせます。
ヨーロッパの各地や北アメリカで栽培または自生し、園芸品種として改良されたものもあります。
ギリシャ、ローマ時代にすでに知られており、ユダヤ教では聖なるハーブとして使われていたようです。
日本には明治時代に渡来し、はっかのような匂いがし、葉が柳に似ているので「ヤナギハッカ」と名付けられた。
料理
葉と花にはミントのような清涼感のある香味があり、脂っこい肉や魚料理に良く合います。
生の葉はそのままか刻んでサラダやシチュー、ソース、ソーセージに加えて使います。
そのほか乾燥させた葉はシャルトルーズやベネディクティンなどのリキュールの風味付けに使われています。
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薬理
ヨーロッパでは古くから薬草として使われており、ハーブティにして飲まれ、ストレス解消、ダイエット、低血圧改善、発汗作用、むくみの解消などの効能があると云われます。その他うがい薬としても使用されています。
日本でも乾草をリューマチや健胃、強壮の生薬として用いられます。
乾燥した葉を室内に吊るしておくと、オレンジのような爽やかな甘い香りがし、空気清浄、呼吸器系の健康、粘膜の保護のどの効能のほか、防虫効果や魔除け厄除けのお守りとして使われます。
葉、茎、花から採れるエッセンシャルオイル(精油)は入浴剤や香水に使用されます。
精油の成分はフラボノイドやマルビンで気管支炎、咳、風邪、悪寒、インフルエンザ、整腸、腹痛、嘆息、低血圧、ヘルペスなどの症状に効果があります。
注意精油の過剰摂取は痙攣や発作を引き起こすことがありますので、高血圧やてんかん患者は使用禁止です。
栽培・採取
栽培は種子または株分け、挿し木で行います。種子からすると時間がかかるので、株分け、挿し木を春または秋に行うと良いでしょう。
耐寒性があり戸外でも越冬が可能で、地植えでも鉢植えでも大丈夫です。ただし高温多湿には弱いので水を与え過ぎないように気をつけましょう。
若葉はいつでも収穫できますが、花は開花前、乾燥用の葉は夏、花が咲く前にに枝ごと刈り取り日陰で逆さに吊るしよく乾燥させます。