ニゲラ
更新日2023.3.19a:19420 t:3 y:1
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ニゲラ/カロンジー
【インド名】カロンジー・Kalonji、カラジェーラ、ナイジュラ
【英語名】ニゲラ・Nigela、Devil-in-a-bush、Love in a mist
【フランス名】Nigelle
【日本名】黒種草、匂黒種草
【学名】Nigera sativa 黒という意味のラテン語Nigerが語源
【別名】ナツメグ・フラワー、ブラック・クミン、ローマン・コリアンダー、フェンエル・フラワー、ブラックシードなどとも呼ばれている。
原産地は西アジア、南ヨーロッパ、中近東でインドでもっとも広く栽培がおこなわれている。
キンポウゲ科のクロタネソウの仲間の一年生草本で高さが60センチほどになる。
芳香はそれほど強くはないが、オレガノの香りに似ており、噛み砕くとクミンに似た強い香りがする。
味は苦めで、ポピーシードとペッパーの中間といったところ。
スパイスとして利用するほか、美しい花を観賞するため家庭の庭に植えられ、数種類の園芸種もある。
ヨーロッパでは17世紀にはすでに知られており、種は飲み物や甘味料に使われていた。
インドでは料理の味付けに広く使われている。
北インドでは野生化しておりブラッククミン、カラ・ジェーラ、ロイヤルクミンと呼ばれ、クミンと混同されている。
一般的には「黒い玉ねぎの種」という意味のカロンジーと呼ばれる。
そのほか虫よけとしても使われていたようだ。
種子から抽出した精油は香水や口紅に使用される。
料理
インドではホールのまま炒って野菜や豆料理に使用。またパンチフォロンなどのミックススパイスに加えたり、ナンに振りかけたりして利用される。
中近東でもパンの味付けに使用される。
ホールのまま使用するときは軽く炒るか、油で熱して弾けさせてから調理に使用する。
ベンガル地方では魚料理の風味づけに使用される。
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薬理
授乳期の母親に与えると、母乳を増やし、子宮の回復を早めるといわれる。
また消化を助け、胃壁の炎症や荒れを和らげる。
栽培
種からの発芽率がよく、日当たりのよい所ならば、手軽に栽培できる。
多少の乾燥にも強く、花壇に向いている。
ポピーに似た果実の中に種ができ、熟すと裂け目からこぼれてしまうので、中の種が黒く色づいたら枝ごと刈り取り、乾燥させて、逆さに振って種を取り出す。
エピソード
ニゲラを粉末にして布に包んで暖めたものは嗅覚を良くするという。